耳栓とイヤーマフの完全マスターへようこそ。
本日は、イヤーマフを快適に使う方法をお伝えします。
まず、長さ調整。
例えば、3Mのイヤーマフ X5Aの場合。
ヘッドバンドとイヤーカップをつないでいる部分で、長さの調整ができるので、自分の頭の大きさに合わせて調整しよう。
よほど、頭が大きくなければ、たいていの人は、問題ない。
次は、側圧調整。これを知らないで、使っている人が多すぎる。
「締め付け感が強くて、使えませんでした。」
「側圧が強くて、長時間は無理です。」
で、悪い評価をつけていたりする。
メーカーからすれば、一番、顔の小さい人でもしっかり遮音効果を上げる為に、デフォルトの側圧は、強めに作ってある。
ゆるめに作っていたら「耳とカップの間にすき間」ができてしまい、顔の小さい人がこのイヤーマフを使って騒音下で作業し、難聴にでもなったら、責任問題となりますから。
あなたがもし、標準か、標準より大きめの顔の場合、イヤーマフを広げて使う必要があるだろう。
ちなみに、ほとんどのイヤーマフは、アメリカやヨーロッパで生産されており、そちらの市場のことを考えて作られている。
欧米人は、日本人より顔が細い。
で、側圧の調整であるが、イヤーカップを持って、ヘッドバンドを外側に少し広げてやる。
やりすぎると、防音効果がなくなってしまうので、適度にやるのがポイント。
広げすぎに注意。
あと、もう一つのやり方として、単行本を何冊か用意し、顔の幅より少し大きめにする。(適当な箱があればそれでもいい)
その本をイヤーマフで挟んでおく。(最初は、1日置く。その後は、頭に装着していない場合の置き場所としてもいい。)
そうすると、長時間、快適に使えるだろう。
あと、イヤーパッドには、結構、汗がついたりする。
こまめに、固く絞ったぬれタオルなどで、拭いてやる。
これが、イヤーパッドを長持ちさせるコツ。